【Youtube講座】「自分自身を向上させる」について
「声」と「話し方」を向上させる
声と話し方で、「印象」が大きく変わります。
小声でボソボソと話していると、何を言っているのか聞き取れなかったり、暗い印象になってしまい、「聞いていても楽しくない」という印象になってしまいます。
「良い印象になる声」と「話し方」
●ハキハキしゃべる。
●大きすぎず、小さすぎない、ちょうど良い声量。
●聞き取りやすい速度で話す。
●声が極端に高すぎず、低すぎず、明るい声。
「悪い印象になる声」と「話し方」
●声がかすれている。
●声が小さい。
●早口になっている。
●声が極端に高い。または低い。
自分の声を録音して客観的に聴いてみよう
自分の声を自分の耳で聞く場合は、半分は耳から入り、もう半分は体の中を伝って聞えているため、他の人たちが聞いてる声とはだいぶ印象が違います。
録音する事で、「他の人が聞いてる、自分の声」を客観的に確認する事ができます。
声の魅力は大事
声が魅力的だと、「内容はそれほど面白くないけど、声が良いので聞いてしまう」という人が一定数います。
「人間は、話の内容よりも、声の良し悪しで判断してしまう事が多い」という研究結果もあります。
声や話し方の魅力が、「動画を心地良いと感じるかどうか」を大きく左右するという事でもあります。
「歌ってみた」など声を使ったコンテンツも、「歌がうまいかヘタか」よりも「魅力的な声かどうか(誰が歌っているか)」が大事になります。
「声が魅力的な人」の場合は、とんでもなく音痴でも「それが良さでもある」と言ってもらえる事もあります。
「声優講座」のご紹介
「声優講座」で、ボイストレーニングや話し方のコツを掲載していますので、よかったら参考にしてみてください。
●声優講座
姿勢と動き
●姿勢を正すと、印象が良くなる。
姿勢が良いと自信があるように見え、声も出しやすくなるため、印象が良くなります。
逆に、だらっとした姿勢や態度だと、やる気が感じられなかったり、自信がなさそうに見えたり、声もくぐもって聞き取りずらくなるため、印象が悪くなります。
撮影中やライブ中は、「自分は今、テレビに出ている」という意識をして、視聴者はテレビを見ている人だと考えるようにすると良いでしょう。
●ジェスチャーを入れる。
微動だにせずに話しているだけだと、視聴者の目が退屈になってしまい、他の事に気を取られてしまう事があります。
実際に人としゃべっていると、微動だにしないという事はないため、全く動きがないと、不自然に見えてしまいます。
画面に集中していてほしい場合は、身振り手振り(ジェスチャー)を入れながら話をすると良いでしょう。
「顔出し」をしている場合は見た目も大事
●「顔出し」をしている場合は、「見た目から受ける印象」も大事。「寝癖が付いた髪」や「パジャマやだらしない格好」だと、「やる気がない」「だらしがない」という印象になってしまいます。
最低限、身だしなみを整え、清潔感のある状態にしましょう。
●特徴を作る事も大事。
たくさんのYoutuberがいる中で、「ただの一般人」のような、特長が全くない見た目だと、「印象が薄い」「覚えてもらえない」という事があります。
「ただの一般人」だと、魅力を感じにくくなってしまい、他の人と差別化ができていない場合は、大勢の中に埋もれてしまう可能性もあります。
「この人と言えば、コレ」という物をひとつ作る事で、覚えてもらいやすくなります。
【例】
眼鏡。髪型・髪色。服装。アクセサリー。帽子。仮面。など。
「キャラを作る」か「素のまま」かを考える
一番最初の動画を作る前に、「キャラを作る」か「素のままの自分」かをしっかりと考えましょう。
キャラを作る場合
●「キャラを作る」とオンリーワンになれる。
「キャラを作る」と、「芸人やタレントのような特別な存在」のような印象を、視聴者に持たせる事がきます。
特別な存在は、魅力的に感じるため、人をひきつけやすくなります。
また、誰とも被っていないキャラを考えた場合は、比較的簡単にオンリーワンな存在になる事ができます。
●キャラをブレさせない。
キャラがブレたり、途中から方向転換すると、キャラが違いすぎて忘れられてしまったり、別人になったという印象を与えてしまうので、ずっとやり通せるキャラにしましょう。
素のままの場合
●「素のまま」の良さ。
「素のまま」は、「身近に感じる」「現実味がある」という良さがあります。
料理や生活など、現実感のある動画チャンネルをする場合などに効果を発揮します。
●「素のまま」でも「本当の素」ではない。
「素のまま」でやっているように見える人でも、動画やライブ配信の時は、声のトーンを少し上げて、普段よりも明るく振舞っていたりします。
本当に「素のまま」でやってしまうと、「人前に出るような感じではない」となってしまうためです。
話をする時はカメラの方を見て話す
「話をする時は人の目を見て話す」という言葉があるように、人の目を見て話をすると気持ちが伝わりやすかったり、相手が真剣に話を聞いてくれやすくなります。
「カメラのレンズ」が「視聴者の目」になるため、カメラの方を見て話すようにしましょう。
ただし、じっと見続けてしまうと、注目されているような睨まれているような気分になり、視聴者は居心地が悪くなってしまう事があります。
視線を適度に外すなどして、不自然にならないように気を付けましょう。
撮影場所に気を付ける
●カメラに映る範囲をキレイにする。
ごちゃごちゃとした生活感のある部屋や洗濯物が干している部屋などは、視聴者が不快に感じる事もあります。
トークがメインの動画の場合は、「部屋の壁やクローゼットの扉だけ」が映るようにカメラを配置して撮影すると良いでしょう。
●写り込むものに注意をする。
置いている小物や本などで、「住んでいる地域」や「本名」などが視聴者にわかってしまう危険性があります。
鏡や金属などの「反射する物」があると、反対側にある「映ってはいけないもの」が映る事もあるので気を付けましょう。
カメラの位置
●「距離」に気を付ける。
カメラと自分の顔を近づけすぎると、圧迫感や威圧感があり、不快に感じてしまいます。
視聴者にとって、画面は「自分の視界」と同じ感覚になります。
30cmくらいの至近距離でしゃべり続けられると、不快に感じてしまう事があります。
近すぎず遠すぎない位置を、試しながら探ってみましょう。
●「角度」に気を付ける。
机の上などにカメラをおいて撮影している場合、下からの角度になってしまう事があります。
視線も見下ろす形になってしまうため、視聴者は上からずっとしゃべられているような気持ちになります。
逆に、高い位置にカメラを設置して撮影している場合は、下からしゃべっている状態になってしまうため、しゃべっている言葉に説得力がなくなってしまいます。
低すぎず高すぎない位置を、試しながら探ってみましょう。
初回の動画を作る前には、できるだけ練習をしておく
全く練習をしないで初めてしまうと、ネタや企画がおもしろくても、「不慣れ」や「しゃべり慣れていない」などの理由で、クオリティーが低く感じる動画になってしまいます。
「やっている内にうまくなってくるだろう」と考えて適当にやってしまうと、全然再生数が上がらず、チャンネル登録者も増えないという状況になってしまう可能性が高くなります。
一定の水準になるまでは、日々練習をしましょう。
一定の水準とは、「自分と同じ動画のジャンル」の中に、自分の動画が混ざっても遜色がないと思えるくらいと考えると良いでしょう。
本番前に試しに録画して問題がないかを確認する
自分ではいつも通りと思っていても、「気分が乗ってない」「調子が悪い」など、試しに録画してみる事で、客観的に確認する事ができます。
考えた時にはおもしろいと思っていた事が、「録画しながら実際にやってみると、やらない方が良い」と感じる事もあります。
また、思ってもいなかった「おかしい部分」にも気付く事ができますので、撮影前には「簡略化したリハーサル」をしてみると良いでしょう。