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【健康講座】「起きれない時」の解決方法

「起きれない時」について

「毎朝目覚めが悪い」「朝に弱い」「寝坊してしまう」という人の場合、単に「寝不足」や「意思が弱いから」という事ではなく、「原因」がある可能性があります。


原因を放置して、倦怠感や強いストレスを感じる起床を続けていると、さらに体調を崩してしまう事もあります。


「起きれない原因」を見つけて解決する事で、毎朝スッキリとした気持ちで起きる事ができ、日中も眠くならずに活動的に過ごす事ができるようになります。


朝の目覚めは、1日を元気に過ごすために大切な時間ですので、毎日「良い目覚め」ができるようにしましょう。

 

 

 

 

「起きれない時」の原因について

「睡眠時間」の不足

睡眠時間は、個人差があり、一概に「7時間が良い」「8時間が良い」という事はありません。


自分にあった無理のない睡眠時間に足りていない場合は、「睡眠不足」となります。


睡眠不足の場合、「眠りが深い状態」で起きる事になるため、起きる事が辛くなりやすいです。

 

 

「睡眠の質」について

充分な睡眠時間を取っても「睡眠の質」が悪いと、寝不足のようなスッキリしない状態になります。


睡眠の質を上げる方法は、「眠れない時」の解決方法をご覧ください。

 

 

 

 

「睡眠慣性」について

目が覚めた後に、まだ眠気が残っている状態の事を「睡眠慣性」と言います。


質の良い睡眠が取れていると、睡眠慣性は数分でなくなります。


睡眠の質が悪かったり、眠りが深い時に、アラームなどで強制的に起こされると、睡眠慣性が強くなり、起きる事が辛い状態になります。

 

 

 

「体内時計」の崩れ

体内時計と生活リズムにズレがあると、朝スッキリと起きれなくなったり、日中に眠くなってしまったり、夜寝れなくなるといった症状が出ます。


平日と休日で違う時間に起きている場合は、体内時計が崩れやすくなります。


朝日を浴びる事で、体内時計をリセットする事ができます。

 

 

 

「深部体温(しんぶ たいおん)」について

深部体温とは「体の内部の温度」で、朝は温度が上がって目が覚めていき活動的になり、夜は温度が下がって眠くなるようになっています。


しかし、冷え性などで体が冷えている場合は、深部体温が下がりにくくなってしまい、夜は寝付きにくく、朝も起きにくくなってしまいます。

 

 

 

ホルモンバランスの乱れ

朝になると、抗ストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されて、血糖値や血圧が上昇して、脳が活性化されて目が覚めます。


コルチゾールは強いストレスを受けている状態が続くと、多量に分泌されてしまうのですが、夜にコルチゾールが分泌されすぎると眠れなくなってしまうといった症状が出ます。


多量に分泌されている状態が続くと、本来必要な時に分泌されなくなってしまうため、朝になってもコルチゾールが分泌されずに、起きるのが辛くなってしまうという状態になります。

 

 

 

 

「起きれない時」の解決方法について

朝日を浴びる

朝日を浴びる事で「体内時計」がリセットされて、スッキリと目が覚めます。


「2500ルクス以上の光」で目が覚めるのですが、曇りの日でも「5000ルクス以上の光」があるため、曇りの日でもカーテンを開けて朝日を浴びる事で目を覚ます効果があります。


カーテンを開けた状態で寝ると、明るくなるに応じて体が自然と覚醒していきます。

 

 

 

毎朝、同じ時間に起きる

休日も、毎朝同じ時間に起きる事で、決まった時間に体内時計がリセットされるようになるため、同じ時間になると自然と目が覚めるようになります。

 

 

好きな音楽を流す

好きな音楽を聴く事で、脳内にドーパミンが分泌されて、脳が活性化されます。

 

 

 

 

テレビを付ける

脳は、入ってくる情報を処理すると活性化していくため、朝にテレビを付けると自然と目が覚めていきます。

 

起きる時間に、タイマーでテレビがつくようにしておくと良いでしょう。

 

 

 

エアコンのタイマーを設定しておく

「暑い夏・寒い冬」は、タイマー予約をしてエアコンがつくように設定しておく事で、快適に起きられるようになります。

 

 

布団の中でもぞもぞと動き、体に起きる準備をさせる

目が覚めたら、布団の中で手を軽くグーパーしたり、足を動かしたり、伸びをしたりして、体を軽く動かす事で血行が良くなり、脳が覚醒していきやすくなります。

 

 

 

起きたらすぐに、スマホを使用する

スマホから発せられる「ブルーライト」は覚醒を促す効果があるため、スマホの画面を見る事で目が覚めます。


また、メールを見たり、ニュースを見たりする事で、頭も働くため、より覚醒をうながせます。

 

 

水を飲む・朝食を食べる

朝に水を飲んだり、朝食を食べる事で、胃腸が活性化して目が覚めていきます。

 

 

温かい飲み物を飲む

温かいものを飲む事で「深部体温」を上げる事ができ、脳と体を活動がしやすい状態にする事ができます。

 

 

オレンジジュースを飲む

柑橘系の香りは覚醒作用があり、酸味でスッキリと目が覚めます。

 

 

冷たい水で顔を洗う

冷たい水で顔を洗うと、交感神経に切り替わるため、目が覚めます。

 

 

 

蒸しタオルを顔に乗せる

水で濡らしたタオルを、レンジで軽く温めて、それを顔に乗せる事で目が覚めます。

熱すぎると火傷をしてしまいますので、温度には気を付けてください。

 

 

 

歯磨きをする

歯磨きをして歯茎が刺激されると睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が抑制されて、目が覚めます。


また、ミントなどのさわやかな香りにも、脳をスッキリとさせる効果があります。

 

 

朝にシャワーを浴びる

熱めのシャワーを浴びる事で、シャワーの水流と温熱作用で交感神経の働きが活発になり、目を覚ます効果があります。

 

 

 

覚醒をうながすアロマオイルの香りをかぐ

柑橘系やミントの香りは、眠気を覚ます効果があります。

枕元にアロマの瓶をおいておき、朝にコットンやティッシュにしみこませてかぐと良いでしょう。

 

 

「1時間30分」の周期で睡眠時間を取る

睡眠の周期は「1時間30分」で、深い眠りと浅い眠りを交互に繰り返しているため、浅い眠りのタイミングに起きるようにすると、頭がスッキリして楽に起きる事ができます。

 


「1時間30分」「3時間」「4時間30分」「6時間」「7時間30分」

 

 

楽に起きられるように、睡眠の質を上げる

睡眠の質を上げる方法は、「眠れない時」の解決方法をご覧ください。