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【歌講座②】音痴の治し方・音程型音痴・音域型音痴・リズム型音痴

「音痴」の治し方

「音痴」について

音痴とは、「正確な音の声」が出せずに、歌の音程を外してしまう事です。

 

音痴には、「無自覚音程型音痴」「音域型音痴」「リズム型音痴」の3つのタイプがあります。

 

音痴で困っている場合は、自分が、どのタイプなのかを理解した上で、改善方法を試してみましょう。

 

 

 

 

「無自覚音程型音痴」について

「自分が発している音程」が、自分でわからないために起こります。

周りからは音痴だと言われても、全く自覚できない場合は、このタイプの音痴です。

 


●「無自覚音程型音痴」の治し方

ボイスレコーダーで、自分の歌を録音して、正しい音程で歌えているのか、録音した音声を聞いて確認してみましょう。

 

ずっと正しく歌えていると思っていても、「いつも聞いている自分の声」は、「耳から聞こえている声」と「体を伝わって聞こえている声」が混ざっているため、録音を聞いて初めて、思っていた音程が出せていなかった事に気付く事があります。

 


もし、「録音した自分の声」を聞いても、正しい音程で歌えているのかわからないという場合は、「録音した自分の声」と「プロの歌」を、同時に再生してみましょう。

 

音程がズレている場合は、音がうねっているように聞こえますが、音程が合っている場合は、声がキレイに重なって聞こえます。

 

 

 

「音域型の音痴」について

正しい音はわかっているけど、「その音域の声が出せない」という場合は、このタイプの音痴です。

 

自覚できるため、「自分は音痴なので、歌う事がとても苦手だ」となってしまいます。

 


●「音域型の音痴」の治し方

治し方は、2つあります。

 

ボイストレーニングをして、声の音域を広げる方法
正しい音程がわかっているので、その音程が出せるようになれば解決しますが、「異性の歌を、原曲のキーで歌う場合」は、かなりの訓練が必要になります。

 

〇歌いやすいように、キーを変えて歌う方法
歌の音域が高すぎる場合は、歌いやすい高さにカラオケのキーを下げたり、歌う時に1オクターブ下げて歌う事で、楽に歌う事ができます。

 

 

「リズム型の音痴」について

正しい音程がわかり、声もちゃんとその音程を出せていても、「音を出すタイミングがズレてしまっている」という場合は、このタイプの音痴です。

 

例えば、「ドレミ」と音程を取る場合、曲が「レミ」のタイミングに、ワンテンポ遅れて「ドレ」と歌ってしまったりするため、音痴に聞こえてしまいます。

 


●「リズム型の音痴」の治し方

歌いながら、リズムに合わせて、手を上下に振ったり、太もものあたりをポンポンと叩いたりして、体でリズムをとりながら歌ってみましょう。

 

最初の内は、ぎこちなくなってしまうと思いますが、慣れると、リズムに乗っている方が歌いやすくなります。