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【Youtube講座】「構成を練る・台本を作る」について

構成を練って台本を作る

「構成や台本を作るのはめんどくさい」と感じるかもしれないが、完全なアドリブでしゃべるより、結果的に楽になり、動画のクオリティーも上がります。

 

 

 

構成・台本があるメリット

●最初から最後までの流れが、事前にわかる。
事前に、最初から最後までの流れがわかっていると、安心して安定したクオリティーにする事ができます。

 


●流れがわかっているため、本番で混乱したりブレない。
思っても見なかったトラブルを回避する事ができます。

 


●何をしゃべれば良いのか、迷わなくなる。
何を話すのかを考える事ができるため、間があいてしまったり、視聴者を退屈させずに済みます。

 


●構成を考えた後に、もっと良くするために練り直す事ができる。
構成を練らずに一発撮りをしてしまうと、収録した後にもっと良い方法を思いついたとしても、「もう収録してしまったのだから・・・」と妥協してしまいやすくなります。

 

構成を練っている内に思いつく事ができれば、組み込む事ができます。

 


●コラボをする際は、お互いに流れがわかりやすくなるので、初対面でも安心して進行できる。
初めてでお互いの息が合っていなくても、どの地点で何をすれば良いのかがわかっていれば、ぐだぐだになりにくくなります。

 


●複数人で一緒に作っている場合は、収録前にチェックしてもらえる。
構成がなくアドリブでやってしまうと、終わった後で反省するしかなくなりますが、構成を作って事前に何をするのかがわかっていれば、他の人に客観的に見てもらい、より良いものにするためにアドバイスをもらう事もできます。

 

 

構成はテンプレ化する

構成や台本は、テンプレ化すると作りやすくなります。

 

「毎回の、必ず必要な部分」を固定にして、「その回だけの、自由になる部分」だけを考えるようにすると、それ以外のやる事が決まっているため、悩む箇所が減って作りやすくなります。

 

また、「始まりの挨拶」と「本編」の間に、「チャンネル登録を促すメッセージを追加する」など、構成を改良する時も楽になります。

 

 

 

台本はキッチリ書きすぎない方が良い

一言一句キッチリ書いてしまうと、視聴者に「台本を読んでいる」という感じを与えてしまいます。


また、ぎこちなくなってしまったり、セリフに感情が乗らなくなってしまう事もあります。

 

この問題を解決する方法は、台本を読んでいても「台本がある」と思わせないくらい、自然に話せるように練習するという方法があります。

 

もう一つの方法は、事前に「どんな話をするのか」を箇条書きにして、話の流れは軽く考えて準備しておき、本番は「箇条書きを見ながら、話の流れを思い出しつつ話す」という方法があります。


トークテーマを準備しておく」と言われたりします。

 

 

アナリティクスを見ながら構成を改善していく

「視聴維持率」を見ながら、どの地点で離脱しているのかを確認して、離脱している部分を改善する事で、より良い動画にしていく事ができます。

 

「オープニングトーク」で離脱している場合は、内容を改善したり、短くしてみたり、思い切ってオープニングトークをなくしてすぐに本編に入るなど、動画を投稿する度に変化を加えてみましょう。

 

こうする事で、動画を投稿する度に、アナリティクスの結果の違ってくるため、どれが視聴者にとって良いのかがわかるようになります。

 

「構成」を考えないで、行き当たりばったりで毎回やっていた場合は、「再生数が伸びないが、どこをどう改善したら良いのかわからない」という状況になってしまいます。

 

 

台本や構成を本番中に見る方法

●簡単にできる方法
お手軽な方法だと、手元に用意したメモを見たり、カメラの横にタブレットを置いて見るという方法があります。

ただ、目線がカメラの方向から外れてしまうため、「カンペを見ている事」が視聴者にわかってしまいます。

 


●「テレプロンプター」を使う方法
テレプロンプターを使うと、カメラから目を外さずにカンペを見る事ができるようになります。

テレビのアナウンサーなど、台本が必要な職業で使われています。
長文のニュースのでも、アナウンサーがカメラから一切目線を外さずにしゃべり続けられるのは、こういう機材を使っているためです。

簡単に仕組みを解説すると、「カメラの前にテレプロンプターを置いても、カメラには映らない」という状態になります。

 

カメラ → (テレプロンプター) → 自分の目

 

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