スキルアップ講座

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【声優講座②】発声練習・滑舌練習・舌のストレッチと訓練

「舌のストレッチと訓練」をしよう

「舌のストレッチと訓練」の効果

舌も筋肉ですので、柔軟に動かせるようにしたり、長時間動かせるようにしたり、繊細に動かすには、ストレッチと訓練が必要です。

 

舌を噛んでしまいそうな難しい言葉や、早口言葉などを、キレイに聞こえるように発音するためにも必要になります。

 

 

 

 

「舌のストレッチと訓練」の仕方

●舌を前に出して、そのまま10秒キープした後、引っ込める動作を、何度も繰り返します。


●舌を前に出して、そこから左右に動かします。
左右10回ずつ動かしたら、引っ込めます。


●舌を前に出して、そこから上下に動かします。
上下10回ずつ動かしたら、引っ込めます。


●口を閉じ、舌を上下左右に動かしたり、円を描くように動かします。

 

 

 

「舌のストレッチと訓練」を実感する方法

いろんな「早口言葉」に挑戦してみてください。

 

思った通りに舌が動かせない場合は、「舌のストレッチと訓練」をもうしばらくやってみて、基礎能力をアップさせてから再挑戦すると、簡単に言えるようになる事があります。

 

 

「発声練習」をしよう

「発声練習」の効果

発声練習をすると、「大きく強い声」「良く通り、ハッキリと聞き取りやすい声」「張りや艷のある魅力的な声」になります。

 

自分の声にコンプレックスのある人の場合、「小さくて弱々しい声」「こもった声」「かすれた声・ざらついた声」「高すぎる声・低すぎる声」など、様々な理由がありますが、発声練習をする事で改善できます。

 

 

 

「発声練習」の仕方

●声量を上げて、通る声になる方法

①数枚のティッシュを丸めて唇に挟み、すき間ができないようにして息が漏れないように発音します。

 

声がティッシュに当たるため、くぐもったような声になると思います。

 


②その状態で発声をして、声が通るように練習をします。
「あーーーーーーーーーっ!」 

「あー、あー、あー、あー!」 

「あっ、あっ、あっ、あっ!」

などの声や、文章を読むなど、声を出す題材は自由です。

 


③この発声練習をした後に、ティッシュを取ってから発声をしてみてください。

いつもより声量がアップして、通る声になっている事を、実感できると思います。

 

 

●声の響きが良くなる方法

①歯が当たらないようにして、ピンポン玉を唇で軽く挟みます。

 


②その状態で、発声をします。
「あーーーーーーーーーっ!」「あー、あー、あー、あー!」「あっ、あっ、あっ、あっ!」などの声や、文章を読むなど、声を出す題材は自由です。

 

響きのある良い声が出せていると、声の振動で、ピンポン玉がビリビリと震えます。

 


③この発声練習をした後に、ピンポン玉を外してから発声してみてください。

 

響きのある良い声が出るようになっている事を、実感できると思います。

 

 

●歯切れの良い発音になる方法

①つまようじを横向きにして、前歯で挟みます。

 

 

②その状態で、発声をします。
「あーーーーーーーーーっ!」

「あー、あー、あー、あー!」

「あっ、あっ、あっ、あっ!」

などの声や、文章を読むなど、声を出す題材は自由です。

 

つまようじを噛んでいて、口の開閉はできませんので、うまく舌を使って、できるだけ聞き取りやすいように、発音できるようにしましょう。

 

 

③この発声練習をした後に、つまようじを外してから発声してみてください。

音がひとつひとつ聞き取りやすく、クリアな声になっている事を、実感できると思います。

 

 

 

●ソフトな優しい声になる方法

①ストローを口にくわえて、ストロー以外からは息が漏れないようにします。

 


②その状態で、発声をします。
「あーーーーーーーーーっ!」

「あー、あー、あー、あー!」

「あっ、あっ、あっ、あっ!」
などの声や、文章を読むなど、声を出す題材は自由です。

 

は行(はひふへほ)は、特に発音しにくくなりますので、何度も練習してみてください。
「は・ひ・ふ・へ・ほ」

「は・へ・ひ・ふ・へ・ほ・は・ほ」

「は・ひ・は・ひ・は・ひ」

 

慣れてきたら、ストローを2本、3本と増やしてやってみましょう。


息が抜ける量が増えるので、1本の時より難しくなります。

 


③この発声練習をした後に、ストローを外してから発声してみてください。

 

声に適度な息が混ざり、ソフトな優しい声になっている事を実感できると思います。

 

 

「ひと呼吸」で発声練習

ひと呼吸で、発声してみましょう。


慣れてきたら、声の高さを、上げたり下げたりしてみましょう。

「あーーーーーーーーーっ!」

「あー、あー、あー、あー!」

「あっ、あっ、あっ、あっ!」

慣れてきたら、「い・う・え・お」でもやってみましょう。

 

 

 

「五十音」で発声練習 その1

ひとつひとつ、聞き取りやすくなるように、発音してみましょう。
(ここは音読しませんので、動画を一時停止にして、発声練習に活用してくださいね )


アイウエオ カキクケコ サシスセソ タチツテト ナニヌネノ

ハヒフヘホ マミムメモ ヤイユエヨ ラリルレロ ワイウエヲ

ガギグゲゴ ザジズゼゾ ダヂヅデド バビブベボ パピプペポ

ダラデレドロ ラダレデロド ザダゼデゾド ダザデゼドゾ


キャ キィ キュ キェ キョ

シャ シィ シュ シェ ショ

チャ チィ チュ チェ チョ

ニャ ニィ ニュ ニェ ニョ

ヒャ ヒィ ヒュ ヒェ ヒョ

ミャ ミィ ミュ ミェ ミョ

リャ リィ リュ リェ リョ


ギャ ギィ ギュ ギェ ギョ

キ゜ャ キ゜ィ キ゜ュ キ゜ェ キ゜ョ

ジャ ジィ ジュ ジェ ジョ

ヂャ ヂィ ヂュ ヂェ ヂョ

ビャ ビィ ビュ ビェ ビョ

ピャ ピィ ピュ ピェ ピョ

 

 

 

「発声練習」のコツ

発声練習をした後に、歌を歌ってみたり、朗読をしてみたりと、練習の成果が感じられる事をすると、練習をするのが楽しくなってくるので、オススメです。

 

 

 

「滑舌練習」をしよう

「滑舌練習」の効果
滑舌練習をすると、文章やセリフを読む時に、言い間違えたり、ひっかかってしまったりする事がなくなります。

 

また、発音がクリアになり、聞き取りやすくなります。

 


■「滑舌練習」の仕方

「早口言葉」「五十音の歌」「外郎売り」などを読んで、滑舌の練習をします。

 

最初は、ゆっくりしっかり発音して、慣れてきたら、だんだん早くしていきましょう。