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【声優講座⑬】体・顔のストレッチ・表情筋・柔軟運動

「体のストレッチ」をしよう

「体のストレッチ」の効果

ストレッチをして、体を柔軟にしておく事で、良い発声や、しなやかな演技をする事ができます。

また、演技の練習中のケガを防ぐ事もできます。

 

 

 

 

「体のストレッチ」のやり方

特別かわった事をするわけではないので、小中学校の体育の授業で習った、体操や柔軟ストレッチをしてください。

 

 

「体のストレッチ」のコツ

力でグイグイっと伸ばそうとすると、体はその力に抵抗しようとして、逆に硬くなってしまいます。

ゆっくりグ~っと伸ばした後に、数十秒ほど、そのままのポーズをキープしてください。

体を伸ばす前に息を吸って、ゆっくり息を吐きながら、体を伸ばしていくと良いでしょう。

しばらくそのポーズをしておくと、体はそのポーズに慣れてきます。

これを毎日する事で、「体を動かせる範囲」が少しずつ広がっていきます。

 

 

 

「体のストレッチ」のコツ

お風呂から出た後に、体が温かい状態でストレッチをすると、筋肉がリラックスしていて柔らかくなっているため、ストレッチの効果が高まります。

 

 

 

 

「体のストレッチ」の注意点

体のストレッチは、すぐに結果が出るものではありません。


あせってすぐに結果を出そうとせず、毎日少しずつ、習慣化してやっていきましょう。

ムリしてやってしまうと、筋肉や筋などを痛めてしまったり、体を壊す原因になってしまいます。

 

体を痛めてしまうと、体が痛みや恐怖心を覚えてしまうため、痛める前よりも柔軟性がなくなってしまって、かえって遠回りする事になってしまいます。

 

 

 

顔のストレッチ(表情筋を鍛えよう)

「顔のストレッチ」の効果

普段、意識して顔を動かすという事がないため、顔の筋肉は硬くなっています。

 

顔の筋肉が硬いままだと、表情が乏しくなって演技が伝わりにくくなったり、発声にも影響が出てしまいます。

 

 

「表情筋」を鍛える効果

表情筋がないと、お芝居をしている時に顔が引きつってしまったり、思った通りの表情ができなくなってしまいます。

 

また、表情筋を鍛える事で、若々しく見えたり、元気いっぱいに見えるようになります。

 

 

 

「顔のストレッチ・表情筋」の鍛え方


●「顔全体」の鍛え方

①目や口などを閉じて、顔全体のパーツを、きゅーっと中心に集めるように力を入れて、少しの間キープします。

 

②その後、ぱーっと広げるように、目や口を開きます。

これをゆっくりとやります。

 


●「目元」の鍛え方

○目を思いっきり見開いた後、眼球を「上下」「左右」「右回転・左回転」をゆっくりとします。


(「上下・上下・上下」など、数回ずつやってください)

 


●「頬」の鍛え方

①左の口角を横に引いて、5秒ほどキープした後、戻します。

 

②右の口角を横に引いて、5秒ほどキープした後、戻します。

 


●「口元」の鍛え方

〇口をタコのように突き出して、少しの間キープします。
その後、ゆっくりと戻します。

 

〇左右の口角を両側に引っ張って、少しの間キープします。
その後、ゆっくりと戻します。

 

〇左右の口角を両側に引っ張った後、
上に引き上げて笑顔の口にして、少しの間キープします。
その後、ゆっくりと戻します。

 

〇口を「う」と「い」の形に、ゆっくりと動かします。

 

〇口を「あ」と「お」の形に、ゆっくりと動かします。

 

〇口を「ま」「い」「う」の形に、ゆっくりと動かします。

 

〇口を「あ・い・う・え・お」の形に、ゆっくりと動かします。

 

 

「顔のストレッチ」の注意点

早く効果を得たいと思って、早く強く動かして訓練をすると、顔にシワができやすくなりますので、「ゆっくりと動かして、キープする」という動かし方が大切です。