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【声優講座⑰】「人柄」と「協調性」は大切・人を好きになる方法・仲良くなる方法

「人柄」と「協調性」は大切

「人柄」と「協調性」の大切さについて

演技力や技術も大切ですが、それ以上に大切なものは、「人柄」や「協調性」です。

 

「演技力や技術は、後からついてくる」と言われますが、「ストレスを感じやすい」「怒りっぽい」「落ち込みやすい」「人が嫌い」「コミュニケーションが取れない」などの部分は、なかなかすぐには改善できません。

 

評価の面でも、とても重要視されますので、声優養成所などに通う前に改善しておきましょう。

 

 

 

 

「人柄」について

「優しい人」「穏やかな人」「ユーモアのある人」「誠実な人」など、「人柄が良い人」は、他の人から好かれやすくなります。

 

良い人は、「良い噂」が口コミで広まる事があり、全く面識のない人が、知ってくれているという事もあります。

 

仕事でも、「また、この人と一緒に仕事がしたいな」と思ってもらえた場合は、継続して仕事がもらえたり、新しい案件でも声がかかる事があります。

 

 

 

「協調性」について

声優や役者など、人と関わる仕事は、初対面の人や、自分と年齢・性別などが違っていても、円滑に交流できる必要があります。

 

また、中には苦手なタイプや、仲良くなれそうにない人にも出会う事があると思いますが、トラブルにならないように、コミュニケーション能力を鍛えておきましょう。

 

 

 

 

 

 

「人を蹴落としてでも勝つ」という考えについて

よくアニメやドラマで、ネタとして使われていたり、それを真に受けた人が「全員で、お手て繋いでゴールはできない」と言っている事があります。

 

ですが、人と協力して何かをする現場では、協調性はとても重視されます。

 

「攻撃的な人」「協調性のない人」「トラブルを起こしそうな人」は、今後の心配の種になるため、採用されなくなります。

 


「それを覆すほどの実力があれば良い」と考える人もいますが、実際に採用する側は、「トラブルを起こす、実力1位の人」よりは、「人柄が良くて協調性もある、2位や3位の人」が良いと考えます。

 

夢や目標のために、「周りにいるのは、全員が敵だ」と思ってしまわないように、気を付けましょう。


(実際に、声優養成所に通っている時に、そんな人が何人かいました)

 

 

 

 

人を好きになる方法・仲良くなる方法

●相手に興味を持つ。

相手に興味を持つ事で、相手が何が好きか、どういう人かを知りたいと思うようになり、
自然と話したい事が思い浮かぶようになります。

 


●相手の良い部分を見つける。
相手の良い部分を見つける事で、だんだん相手を「好き」「良い人」と思うようになり、好印象になっていきます。

苦手な人の場合も、「良い所」を探すと、「嫌な所もあるけど、良い所もある」という印象になり、
苦手の度合いが減っていきます。

 


●世間話をする。
何気ない話をする事で、気軽に話ができる間柄になります。
挨拶だけでも良いでしょう。

 


●同じ趣味・好きなものを探す。
同じ趣味・好きなものがあると、それだけで話したい事ができ、自然と話が弾みやすくなります。

 


●何度も会う。
何度も会う事で、自然と親密度が上がっていきます。

 


●話をする回数を増やしていく。
話をする事で、お互いの事がどんどんわかるようになってきます。
お互いの事がわかると親密になっていきます。

 


●同じ事をする。一緒にやってみる。
同じ経験をした記憶・感覚を持つ事で仲良くなり、親密になります。

 


●自分から行動する。
相手が人見知りや引っ込み思案の場合、待っていても相手は何もアクションを起こさないため、仲良くなる事はありません。

その場合は、自分から積極的に、行動を起こす必要があります。

 


●表情や感情を表す。
表情や感情を表す事で、話している内容や気持ちが、相手に伝わりやすくなります。

 


●嬉しい時・楽しい時は、素直に笑顔になる。
素直に笑顔を見せる事で、相手も安心して楽しい気分になり、話が弾んで仲良くなれます。

 


●目を見て話すようにする。
目を見て話すと、「ちゃんと聞いている」「誠実な人」という印象を、与える効果があります。

ただし、じっと見続けると居心地が悪くなる事もあるため、適度に視線をはずす方が良いでしょう。

 


●「聞き上手」は好かれやすい。
人は自分の事を知ってもらいたい欲求があるため、話をちゃんと聞いてくれる人を好きになる傾向があります。

相手が自分からどんどん話しをする人なら良いですが、あまり話をしない相手の場合は、質問などをして、うまく話を導いてあげましょう。

ただし、「質問攻め」にされているという気分にさせないように、質問の内容や量に気をつけましょう。

 


●興味を引く話し方を身につける。
人の興味を引く楽しい話し方ができるようになると、何気ない話でも、人を楽しませる事ができるようになります。

興味を持ったり楽しいと思った人は、
自分の話を聞いてくれるようになるので、話も弾みやすくなります。

 


●相手を「家族のようなもの」「仲間」など、親密なグループに含めて考える。
相手を親しい存在として考える事で、距離をつめやすくなり、
仲良くなりやすくなります。

ただし、相手が人見知りで壁を作るタイプの場合は、急に距離をつめてしまうと、不快感を感じる事もあります。

 


●自分を「誰とでも仲良くなれる人」と思い込む。
本当は人見知りで交流する事が苦手でも、「自分は誰とでも仲良くなれるんだ」と思い込む事で、積極的に行動する事ができるようになります。

 


●相手に「人見知り」である事を知ってもらう。
隠せないほどに、極度に人見知りの場合は、「自分は人見知り」という事を相手に伝えて知ってもらう事で、ハードルを下げる事ができます。